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乳歯が早期脱落した場合

2021/06/30

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

先日、子供の乳歯が早期脱落した場合のリスクを聞かれたので本日はその説明を行います。

 

乳歯から永久歯の交換は基本的には成長と共に自然に行われます。

 

最も早いのが6歳前後で下の前歯より交換が始まります。

 

乳歯から永久歯の交換は6歳から始まり12歳ごろに終了します。(個人差あり)

 

乳歯が自然に脱落するためには、永久歯がしっかりと出てくることで乳歯の歯根を吸収し脱落しますが、虫歯の進行や転倒などによる外傷などにより乳歯が早期に脱落してしまうことがあります。

 

本来エレベーターのように下から永久歯が突き上げてきて乳歯が取れるはずが、突き上げて来る前に乳歯が脱落してしまうことで、様々な影響が出ます。

 

まず一番は永久歯の萌出不全になる可能性があります。

 

本来は乳歯が抜けたそのスペースや歯肉が柔らかい状態を狙って出てきますが、早期に脱落してしまうことで完全に歯肉が治癒してしまい永久歯が出てこれないという事態になる可能性があります。

 

もちろん全てではないのですが、比較的早期に脱落してしまったケースにおいては永久歯が自力で出てくるのが困難な場合が多く、そのような場合は萌出時期になったら一部切開などを行い萌出を誘導することがあります。

 

次に、早期脱落により隣同士の歯が傾斜してくることがあります。

 

スペースを詰めるように脱落部位に対して隣の歯が傾斜してくることがあります。

 

そのようなことが起きてしまうと永久歯の萌出スペースが閉じてしまい出てこれなくなります。

 

歯並びに影響が出てきてしまうため将来的に矯正治療の必要性が出てきます。

 

次に、歯槽骨の成長抑制が稀に起こります。
特に外傷による脱落において周辺の歯槽骨の成長抑制が起こり、永久歯の位置がズレることがあります。

 

歯槽骨は乳歯が萌出してくる時や、永久歯が萌出する時に一緒に成長してきますが、早期脱落により歯槽骨の成長が止まり永久歯の位置が悪くなることがあります。

 

特に乳歯が早期脱落した場合は、早めに歯科医院で定期的なチェックをすることが重要です。

 

スペースロスになりそうな場合は、ロスしないための装置を作成したり早めの萌出誘導を促したりする必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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