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ホワイトスポットとは
2021/05/06
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
ホワイトスポットを治療希望される方が非常に多く来院されます。
特に普段目立つわけではないけれども、自分で鏡をみると気になって何度も見てしまう。
歯のコンプレックスの一つとして存在します。
そもそもこのホワイトスポットとはなんでしょうか。
このホワイトスポットの原因は大きく2つ存在します。
・初期虫歯
・エナメル質形成不全
虫歯の始まりは、歯の表面を脱灰させるところから始まります。
この脱灰を起こすと歯は光沢感を失い、白く濁るように見えてきます。
そしてここに着色が入り込んだり、穴が空いてくることで黒い=虫歯が成立してきます。
またもう一つのエナメル形成不全。
これは、生まれつきの歯の質や、幼少期の栄養障害、発熱、虫歯など様々な要因により歯の表面のエナメル質が正常に
形成されないためにできる白い斑点です。
初期虫歯との違いは、歯が出てきてから存在するのがエナメル質形成不全と考えていいと思います。(違う場合もあるので歯科医院で確認が必要ですが)
ホワイトスポットの治療は大きく2つに分かれます。
・歯を削らずに再石灰化を促す方法
・ホワイトスポットを一部削り詰める方法
初期虫歯などの場合、高濃度のフッ素やミネラルを含んだ薬液を使用することで再石灰化を促進することができます。
エナメル質形成不全の場合は、再石灰化の期待が得られない場合もあるためホワイトニングが有効となる場合があります。
ホワイトニングにより全体から白くしていくことでホワイトスポットが目立たなくするようにします。
一方ホワイトスポット が深い場合や、薬剤でも変化がない場合は歯を一部削る必要があります。
主にダイレクトボンディングと呼ばれるレジン修復が主になります。
ダイレクトボンディングではその当日に治療が完了するため早期に審美回復が可能となるのが最もなメリットです。
しかし、レジンという材料を使用するため脱離することや長期的にレジン部分が変色する可能性があります。
その場合は、再度詰め直す必要が出てきます。
上記は過去のブログでも紹介した内容です。
ダイレクトボンディングにおいては、やはり一度歯を削らなくてはいけません。
近年、レジンの材質も非常に良くなり短期間での変色はほぼ起こらなくなってきていますが、継続的な管理が必要となります。
ダイレクトボンディングした後もしっかりとメンテナンスを受けるようにしましょう。
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