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スポーツマウスガード

2021/04/01

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

当院でオーダーを多く頂く一つに「スポーツマウスガード」があります。

 

普通の歯医者で作るマウスピースといえば、歯ぎしりや食いしばり用のマウスピース。

 

もしくは矯正用のマウスピース。
またまた無呼吸用のマウスピース。

 

そして今日の紹介するのがスポーツ用のマウスガードとなります。

 

スポーツマウスガードと、例えば歯ぎしり用のマウスピースの違いは何かと簡単に言うと、噛み合わせが違います。

 

基本的に歯ぎしりや食いしばり用で作成するタイプは、目的が歯ぎしりに対しての歯の擦り減り防止と食いしばりが起きないように上の歯に装着するわけですが、スポーツマウスガードは、噛み締める力を最大限にサポートするため、噛み合わせをガチガチでしっかり作ります。

 

中心咬合位と呼ばれる、もっとも食いしばった時に力が入るポイントで強く噛めるように、噛み合わせを意識してつくります。

 

よりグッーと力が入るようにするのがスポーツマウスガードの特徴です。

 

スポーツマウスガードも、その実施されるスポーツにより厚さや形などが変わってきます。

 

例えば、ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツの場合は

 

 

 

 

このようなタイプで奥歯は厚く、前歯を折れないようにしっかりと硬い素材で覆います。

 

テニスやゴルフ、トライアスロンなどコンタクトスポーツではないが、食いしばりことがあるスポーツには

 

 

 

このような、前歯を空いた形で作っています。
前歯を守ることを主としてしていなく、インパクトの時や、呼吸が必須の時はこのようなタイプがベストです。

 

2枚目の写真のタイプのマウスガードを「フロントフリー」というタイプとなります。

 

トライアスロン用はさらに長時間レース用に、捕食が装着した状態でできるように奥歯をしっかりと作っています。

や顎関節を守るためにも、また最大パフォーマンスを発揮するためにも、非常にお勧めなものです。

 

マウスガードは、競技によってタイプを5つ用意しています。大会などで使用する場合は細かい協会のルール(色など)がありますので、ご確認の上、作成していきましょう。

 

ご興味ある方はご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員