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根分岐部病変とは

2021/03/17

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

歯肉がよく腫脹すると訴えて来院された患者様。

奥歯の歯肉が腫脹している状態でした。歯周病が進行しポケットが深くなってしまっている状態。

 

レントゲン及びCTを撮影。

 

 

このような状態で分岐部と呼ばれる歯根と歯根を分けている分岐部に病巣があることがわかりました。
また根尖にも到達している状態。

 

根管治療を行い炎症減少してきた段階で分岐部に対して外科的処置にて除去することとしました。

 

 

分岐部病変を撤去した状態。
本来は骨により隠れていなければならない部分が完全に露出してしまっています。
このように、完全に骨が吸収してしまっていました。

 

 

完全に膿を取り除き、表面の骨を一層新鮮面を露出し血流をよくし治癒を促すように処置。

 

縫合し終了としました。
切開し開けた時は、かなりの病巣と膿が溜まっている状態でした。この状態で過ごすというのは身体にとっても良くないのは間違いありません。

 

腫脹しない状態であってもやはり危険であることは間違いありません。

 

疲れたりすると腫脹する、夜になると腫脹する。でも普段はなんともない。

 

そんな形の状態で放置すると、気がついたら骨がどんどん溶けてしまっているかもしれません。

 

気になる方はすぐ歯科医院に相談するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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