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乳歯から永久歯の交換期について
2020/10/10
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
本日は、乳歯から永久歯への生え替わりについてご説明します。
よくご質問をいただくことが多い内容です。
乳歯から永久歯の生え替わりは、6歳ぐらいから始まります。
そして永久歯が全て並ぶのが完了するのがおよそ12歳ぐらい。
この6年間、まさに小学校の6年間の口腔内は乳歯と永久歯が混在している期間「混合歯列期」となっています。
乳歯がグラグラする場合、永久歯への生え変わりに伴うケースがほとんどですが、中には全く違う原因でグラグラする場合もあります。
・乳歯が永久歯に生え変わる時
・乳歯を強くぶつけてしまった時
・虫歯で歯が崩壊している時
乳歯が永久歯に生え変わる時は、6歳ぐらいからスタートしてきます。
下の前歯よりスタートすることが多く、見た目に問題なく、ぶつけた既往もなく動揺してきているのであればほぼ交換期によるものと考えていいと思います。
基本的には自然に抜けてきますのでそのままでいいです。
しかし奥歯においては、動揺しているため食事などで咬合すると痛みが出現したり、気になってずっと触ってしまったりなどしてしまう子もいます。
どうしても気になる場合は、歯科で抜いてもらうのも一つの手です。
乳歯を強く転倒などによりぶつけてしまったら出来るだけ早めに歯科に受診しましょう。
その歯が交換期に達していなく、抜けてしまうと歯並びに影響が出るほか骨の成長も悪くなることがあります。
必ず、歯科を受診して確認するようにしましょう。
虫歯により歯が崩壊している時も、歯がぐらつくことがあります。
歯が全体でぐらつく場合もありますが、多くの場合は崩壊により破折した歯の欠片が動揺してきます。
感染の原因にもなるほか、下で作られている永久歯にも影響が出るため早期の治療が望ましいです。
また生え替わりにおいて要注意項目があります。
乳歯の横から永久歯が出てきたり、乳歯の下から永久歯が出てきているのだけど全然抜けなかったり。
また抜けたのに永久歯が出てこなかったりなど、このような場合は一度歯科で検査を受けるようにしましょう。
先天的に欠如しているケースなどもありますのでレントゲンを含めた精査が必須となってきます。
よく「どうせ抜けて永久歯になるのだから、乳歯にうちの虫歯は放置して良い」という考えの親御さんがいらっしゃいます。
しかし、乳歯列期のうちに口腔内環境を整えないと、永久歯列期になっても虫歯が多発しやすくなります。
口腔内には常に常在菌と呼ばれる細菌がいます。
この常在菌において、虫歯ができにくいようにしておかなければなりません。
永久歯がダメになったら抜歯して、インプラントや義歯、ブリッジという選択になります。
出来るだけ、自分の歯で過ごせるように周りの大人が気付き管理するようにしてあげましょう。
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