歯周病重症化予防治療

2020/05/02

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

 

いよいよGWに突入しますね。
どこにも行かないGWは苦痛でしかないです。。。

 

 

さて今年4月に保険改訂が実施され、歯科では大きく変わったところがありました。

 

その一つとして
「歯周病重症化予防治療」という項目の新設です。

 

 

これは、結構すごいことで改めて予防歯科が保険診療で認められたという形になると思います。

 

今まで、保険診療でのメンテナンスや歯肉炎や軽度の歯周炎への対応は、3ヶ月や4ヶ月や半年空けて初診に戻して実施というのが通例で、あまりにもその請求件数が多いと傾向診療ということで怒られて返戻といって請求しても返されたり。

 

ちなみにコジデンも返されたことありますw
一生懸命やっているのにすごくショックでした。

 

 

しかし今回、「重症化予防の取り組みの推進」を掲げ、歯科口腔疾患の重症化予防の観点から、歯周病重症化予防治療が認められるようになりました。

 

 

 

なんのこっちゃわからないと思いますが、2ヶ月に一回は保険診療で歯周病が重症化しないようにクリーニングを受けることができるということです。

 

 

2ヶ月で初診を起こして歯周病のケアをしてしまうクリニックもあるのですが、基本的にその場合は病名が全然違う場合だったりなど成立するわけで、基本的に期間を空けなければなりません。それが3ヶ月とか4ヶ月とか半年とか。

 

 

今回の改訂で、再診で重症化予防の算定をして良いということとなりましたので、患者さんも安心して通院することができるようになったのです。

 

 

もともとSPTという歯周病安定期治療という項目も算定できるのですが、条件として歯周病の状態が良くなく、歯周治療をSRPまで行って再評価を行っている人に限られていました。

 

 

口腔内を清潔にすることは、虫歯予防、歯周病予防にすごく有効で最近では感染予防にも良いと言われていますよね。

 

 

積極的に予防歯科を受けるようにして身体を強くしていきましょう！

 

 

 

 

 

 

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