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タバコによる悪影響・・・
2020/01/28
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
「タバコは良くない!」
「タバコは人に迷惑をかける!」
喫煙者と非喫煙者をしっかりと分けて分煙を徹底していこう!
世間一般的にはそう言われていますね・・
喫煙者にとっては非常に肩身の狭い世の中ですよねw
タバコの煙の中には約4000種類の化学物質が含まれており、そのうちの200種類ほどが有害物質であると言われております。さらにその中には発がん性物質も含まれているとかで、非常に危ない!嗜みものです。
最近では副流煙などの三次喫煙による健康被害も報告されています。
タバコを吸うと、口腔内は一体どうなるのでしょうか。
まず、口臭!これですね。
すぐわかります。喫煙者の口臭は喫煙後何時間経っていてもわかります。
そして後は、歯肉が黒くなっている。いわゆる歯肉へのメラニン色素沈着。
最後に、歯周病の悪化!
一番最後が最も怖い。。。
タバコを吸うことでニコチンの血管収縮作用により、歯肉上皮下の毛細血管の血流量が減少します。これによりヘモグロビン量や酸素飽和度が低下する・・・
簡単にいうと、歯肉の息が止まってしまう状態で、出血しずらくなるほか反応が鈍くなるのです。
身体における反応というものは非常に身体を守る上で大切な出来事です。
細菌が体内に侵入すれば、発熱し出血する。これは身体の防衛本能として自然なことです。
しかしこの細菌が侵入して反応するという反応が起きないことで、知らず知らずに身体は蝕まれていきます。
口腔内では、本来歯肉炎や歯周病により出血したり、膿が出たり腫脹したり反応がありますが、喫煙者は歯肉が硬くなり、出血しにくくそして痛みも反応しにくくなる。
そうなるとどうなるか。歯周病は一気に進行してしまいます。
気づいた時にはもう抜歯しかないという状況に陥ることが多々あります。
タバコは怖いですよね。
タバコは、止めることが一番大切です!
しかし、どうしてもやめられない人は定期的に歯科検診を受けてチェックしていきましょう。
しっかりと見ていかないと大変なことになるかもしれませんよ!
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