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歯並び気にしていますか?
2019/12/19
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
皆さんは、歯並びをどのくらい気にされていますでしょうか。
歯並びの善し悪しの美容感覚は個々に異なりますので一概にこれがいいとは言い切ることができませんが、歯や歯周病に影響が出てしまうような歯並びであれば治した方が良いと私は思います。
逆に少しぐらいの歯並びの悪さでも、自身でしっかりとセルフケアを行うことができ尚且つ、虫歯、歯周病リスクがないのであれば積極的には行う必要はないと考えます。
あくまで私の考えで、矯正治療は早い時期でできればそれに越したことはないと思いますが。
さてなぜ歯並びに個人差があるかご存知でしょうか。
基本的に永久歯の数はみんな一緒で28本存在しています。ちなみに親知らずを含めると32本あります。
それなのに歯並びが良い人と悪い人でなぜここまで違うのか。
1・顎骨の大きさ
2・歯の大きさ
3・生活習慣
4・遺伝
上記は関係性の一部ですが、歯並びというものは多くの環境的な因子の影響を受けやすいのが特徴です。
また歯並びは必ず遺伝する訳ではありませんが、受け口(下顎前突)は遺伝する確率が高いと言われています。
また生活習慣や全身的な影響によっても歯並びが悪くなることがあります。例えば寝相が片側だけのタイプの方は顎が変形したり、歯並びもずれやすかったりします。剣道を一生懸命行なっている子とかは防具の影響で下顎が極端に劣成長という場合もあります。
慢性鼻炎の子は、口呼吸をするので前歯が噛み合わないことが多かったりなど原因は様々です。
相対的に見るとやはり環境的な因子によるものが多いのではないかと感じます。
よく「矯正した方がいいですか?」と聞かれることが多いですが、基本はした方がいいと思います。
というのは、
・歯のコンプレックスは結構生活の質を落とす
話すときに口を隠したり、写真を撮るときに笑顔が出来なかったり。日常生活で口元は結構大事です。海外では、矯正治療が必須になっています。意外にも自身のパフォーマンスを下げる要素になります。
・虫歯、歯周病の影響を受ける
歯並びが悪いことにより、虫歯や歯周病のリスクは跳ね上がります。歯並びが良い人に比べると清掃するポイントが増える(菌がたまりやすいところが多い)ため清掃がかなり複雑になります。
「芸能人は歯が命」というフレーズがひと昔にあったように歯並びが人に与える印象というものは大きいです。
また歯並びが悪いことで、虫歯、歯周病の治療が多く必要になったり良い人に比べると余分に医療費がかかっている傾向があります。
スポーツ選手やアスリートも、噛み合わせと、身体のバランスが大切だと言われています。
また出来るだけ早い段階での矯正治療が歯にとっても生活にとっても不都合が出にくいと考えられますので、気になる方は歯科に相談してみましょう。
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