完全骨性埋伏抜歯

2024/06/10

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
親知らずを抜歯するにあたり、親知らずがどのように萌出しているのか、歯根の形態はどうなのか、神経との距離は、病巣の有無は、などで難易度や術式は少しずつ変わっていきます。
 

 
両側の親知らずを抜歯希望。
 
完全骨性埋伏。なぜ抜歯を行うかといえば、矯正治療に伴う抜歯です。
 
矯正治療を行う上で親知らずを抜歯しておくことにより、後戻りのリスクが減少することと後ろの方向に歯を移動や回転ができるので、より理想的な矯正治療や、歯並びが実現できます。
 
今回ほぼ骨性埋伏しているため、癒着状態や神経との距離感をCTにて確認することに。
 

 

 
神経との距離は問題なし。
 
完全埋伏であるため、切開し骨の削除から必要ですが抜歯は問題なくできそうな状態です。やや歯根は湾曲傾向。
 
事前にCTを撮影しておくことで治療はスムーズに実行されます。
 
CTがないとどれぐらい骨を削らないと歯に到達しないなどわかりませんので。
 
左右とも問題なく抜歯しました。
 
埋伏抜歯を考えている方はご連絡ください。
 
 
 

コジデン院長ブログ（様々なことをゆる〜く書いています）
→ https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
→ https://ryu-implant.net