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サイナスリフトと埋入

2024/05/07

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 

 
上顎インプラントを希望で来院された患者様。
 
上顎洞までの距離が3mmでありサイナスリフト適応ケース。サイナスリフトには方法が2種類あります。
 
横からアプローチするラテラルアプローチか、インプラントを埋入するホールから挙上アプローチするクレスタルアプローチテクニック。
 
クレスタルアプローチテクニックの方が侵襲性は低いため術後の腫脹や疼痛は少ないですが、非常に狭い術野と一部盲目的な治療となるため慎重さと高度なテクニックが必要とされます。
 
ラテラルアプローチも十分テクニックは必要ですが、広範囲に挙上したい場合はラテラル、インプラント直下のみで良さそうならクレスタルという形で術式を決定することがほとんどです。
 
今回は、16相当部をクレスタルアプローチテクニックでサイナスリフト及び同時埋入を行いました。初期固定は良好ですが、6ヶ月あけてサイナスリフトを行った部位の骨造成が定着したのを確認したのち補綴となります。
 
それまでは手前のインプラントに単独で仮歯を装着。時期がきたらインプラントブリッジに変更していきます。
 
上顎洞に近接している場合も術式を加えることでインプラント治療が可能となります。
 
お悩みの方はご相談ください。
 
 
 

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