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歯がしみる!知覚過敏について

2024/01/12

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
知覚過敏は、歯の神経が刺激に敏感に反応し、歯の表面が痛みを感じやすくなる状態です。
 
知覚過敏の原因は以下のように考えられています。
 
1. **歯のエナメル質の減少**:
– **原因**: 酸性食品や飲み物、歯磨き粉の過度な摩擦、歯ぎしりなどが原因でエナメル質が減少し、神経に対する保護が弱まることがあります。
– **セルフケア**: 歯を守るためにフッ素を含む歯磨き粉やフッ素処置を使用し、歯磨きの際に過度な力を使わないように心がけます。また必要に応じて食いしばりや歯軋りからの歯のすり減りを防止するマウスピースなどを作成します。
2. **歯ぐきの退縮**:
– **原因**: 歯周病や歯ぎしりなどが原因で歯ぐきが後退し、歯根部が露出することがあります。
– **セルフケア**: 歯ぐきのマッサージや柔らかい歯ブラシを使用して歯ぐきを優しく刺激せず、歯根部を守るように心がけます。
3. **歯を傷つける習慣**:
– **原因**: 硬いものを頻繁に噛む習慣や氷を噛むことなどが、歯にダメージを与え、知覚過敏を引き起こすことがあります。
– **セルフケア**: 歯を傷つける習慣を避け、硬い物を噛むことや歯を使って物を開けたり、作業することを控えます。
4. **酸性食品や飲み物の摂取**:
– **原因**: シトラスフルーツ、ソフトドリンク、酸っぱい食べ物などが歯のエナメルを溶かし、知覚過敏を引き起こすことがあります。
– **セルフケア**: 酸性食品や飲み物の摂取後に口を水でうがいし、歯磨きは酸性刺激後数時間待ってから行うようにします。
5. **歯ぐきの炎症**:
– **原因**: 歯肉の炎症が知覚過敏を引き起こすことがあります。
– **セルフケア**: 正しい歯みがきと歯間ブラシの使用、マウスウォッシュの利用などで歯ぐきの健康を維持します。
 
知覚過敏は一時的な歯の神経の炎症から発生することが多い傾向です。
 
炎症が一度出現すると、少しの刺激でも痛みを感じやすく、いわゆる過敏になりやすい状態です。そのような状態の時は、できるだけ安静にするしかありません。
 
神経の炎症が落ち着くまで、硬いものや冷たいもの、歯ブラシを強く当てるなどの刺激を避けることが必要となります。
 
症状が強い場合は、歯科医院にご相談ください。
 

 
 
 

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