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外傷による失活歯

2023/11/16

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
下の前歯周辺の歯肉が腫脹したと訴えて来院された患者様。
 
特に虫歯などに罹患している様子はないけれども明らかに下顎前歯部の歯肉が腫脹している所見。
 
レントゲンを撮影すると
 

 
下顎前歯部の根尖部に顕著に透過像を認める所見。
 
神経が生きているどうかの診査を行うと反応がない状態。
 
虫歯もなく神経が死んでしまうことはあるのでしょうか。
 
実はあります。
 
特に外傷が起き、歯に対して強い衝撃が加わった際に歯の神経が失活してしまうことはしばしあります。
 
本人に確認してみるともしかしたら子供が強くぶつかったことが何度かあるからもしかしたらそれかもしれないとのこと。
 
根管治療を経て症状は消失しました。
 
虫歯がなくても外傷により歯の神経は無くなってしまうこともあります。
 
スポーツにおいては特にコンタクトするスポーツでは破折やこのような失活することを防止するためにマウスガードの装着が推奨されています。
 
マウスガードも作成していますので気になる方はご連絡ください。
 
 
 

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