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食いしばりの対応策

2023/09/07

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
食いしばり。クレンチングとも言われる分類としては歯軋りの一つにあたります。
 
世間一般でいう歯軋りとは、ギリギリとするものを想像される方が多いと思いますがこれはグランディングと呼ばれる歯軋りの一つです。
 
歯軋りとは、食いしばるクレンチング、横にギリギリするグランディング、カチカチするタッピングといくつか分類されています。そのタイプに応じた対応が必要になります。
 
今回はその中でも食いしばりクレンチングについての対応策となります。
 
1. マウスガードの使用:
マウスガードは、夜間に歯を噛みしめることを防ぐのに役立ちます。市販のものではなく型取りを行い個別に合ったマウスガードを作成します。食いしばりの方は一般的にハードと呼ばれる硬いタイプのマウスガードを使用します。ソフトだと噛み締めを助長してしまい顎関節症状が悪化する可能性があります。マウスガードは歯を保護し、食いしばりによる歯の損傷や痛みを軽減します。
 
2. ストレス管理:
食いしばりの主な原因の一つはストレスです。ストレスが軽減されるように心理的な対策を取ることが重要です。リラクゼーション法やストレス管理のテクニック(瞑想、ヨガ、深呼吸など)を実践し、日常生活でのストレスを減らす努力をしましょう。
 
3. 歯科治療:
重度の食いしばりの場合、歯の損傷や顎関節症状が進行することがあります。歯科医師に相談し、必要に応じて治療を受けましょう。歯科治療は歯の修復や痛みの軽減に役立ちます。
 
食いしばりの原因は個々により大きく異なります。生活習慣や生活背景によっても変化することもあれば、体質や遺伝との関係、噛み合わせ、歯並びなどの口腔内の原因からも挙げられます。
 
まずはしっかりと歯科医院に相談するところから始めましょう。
 

 
 
 
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