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痛みがなくても歯周病は進行している

2023/07/14

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
サイレントキラーと呼ばれる歯周病。
 
以下のような写真の状態の口腔内でも実は痛みや自覚症状はほとんどありません。
 
しかし放置してしまうことで様々な悪影響が出てきます。
 

 
歯周病は、歯とその周囲の組織に影響を及ぼす慢性的な感染症です。以下に、歯周病の進行による影響のいくつかを示します。
 
1. 歯の喪失: 歯周病は歯肉や歯槽骨を破壊することで、最終的には歯を失う原因となります。進行した歯周病は、歯をしっかりと支える組織を破壊し、歯が抜け落ちる可能性が高くなります。
 
2. 口臭: 歯周病は細菌感染症であり、感染部位からの悪臭が口臭の原因となります。進行した歯周病では、口臭が強くなることがあります。
 
3. 歯茎の腫れと出血: 歯周病の初期段階では、歯茎が腫れたり、歯磨きや食事時に出血することがあります。進行すると、歯肉の退縮や潰瘍の形成が起こることもあります。
 
4. 咀嚼機能の低下: 歯周病によって歯槽骨が破壊されると、歯の安定性が低下し、噛む力が弱まります。進行した歯周病の場合、食べ物を咀嚼することが難しくなる可能性があります。
 
5. 全身への影響: 歯周病は口腔内の感染症ですが、炎症や細菌の侵入が全身へ広がる可能性があります。研究によれば、歯周病は心疾患、糖尿病、呼吸器疾患、妊娠合併症などのリスク因子と関連していることが示唆されています。
 
これらは一般的な影響の例ですが、歯周病の進行は人によって異なる場合があります。定期的な歯科検診と適切な口腔ケアは、歯周病の予防や早期治療に役立ちます。

 

このように綺麗な状態で口腔内では管理しておきたいですね。
 
 
 

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