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銀歯の下は真っ黒なことも

2023/07/06

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
痛みは全くないんですけど、定期健診で虫歯になっているかもと言われた。
 
レントゲン撮影したけれども銀歯の下はうまくうつらないため虫歯の進行程度がよくわからない。
 
神経をとった歯などは痛みもなく、しかし虫歯は神経があろうとなかろうと関係なくできます。
 
神経をとったら虫歯ができなくなるということはなく、神経をとったら痛みに気が付かずに虫歯が進行することが多いです。
 
今回検診で、過去に治療されている全体を覆う銀歯にわずかスペースが確認。
 
探針で探ってみると少し深くなっている状態。汚れも残りやすく中でもしかしたら進行している状態かもしれないということで一度外して治療することにしました。
 
実際除去すると、中は完全に虫歯に罹患し支台部分は完全に崩壊。ギリギリ歯根に到達するかしないかぐらいでした。フルクラウンのように完全に被せた場合は、レントゲンで歯根に入る虫歯であればわかりますが、支台の虫歯はクラウンが白くうつるため濃度関係でわからないことがほとんど。
 
そのため外さないとわからないというのが実際です。
 
銀歯に少しでも隙間が空いていたら、そしてその歯が神経がない歯であったら、確実に除去し治療した方がいいかもしれません。
 
放置して虫歯が歯根面に到達してしまうと、感染根管に罹患するリスクもあり予後はどんどん悪くなります。定期検診ではそのような補綴物や修復物の適合状態まで確認するようにしています。
 
気になる方はご連絡ください。
 

 
 
 
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