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口臭の原因と対策
2023/07/03
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
歯科医院に通院する主訴として多い「口臭」
自分で気になったり、近くにいる方から指摘されて気になったり。
口臭に関して今回はまとめてみました。
1. 原因:
a. 口腔内の原因:
– 歯垢や歯石の蓄積: 口腔内の細菌が歯垢や歯石に付着し、口臭の原因となります。これらの細菌は食物の残りカスを分解し、揮発性の硫化物を生成します。
– 口腔乾燥症: 口腔内の唾液の量が減少すると、口臭の原因となる細菌の成長が促進されます。唾液は口内を洗浄し、細菌の増殖を抑える働きがあります。
– 口腔感染症や腐敗性歯根病巣: 口腔内の感染症や腐敗性の歯根病巣は、悪臭を引き起こす細菌の増殖を促します。
– 舌苔(ぜんたい): 舌の表面に付着する舌苔は、細菌の繁殖や食物の腐敗を引き起こし、口臭の原因となります。
b. 消化器官の原因:
– 胃酸逆流: 胃酸が食道に逆流すると、口臭の原因となる硫化水素や揮発性有機化合物が発生することがあります。
– 消化不良や胃の疾患: 消化不良や胃の疾患によって食物が十分に分解されず、腐敗することで口臭が発生することがあります。
2. 予防策:
a. 口腔内の予防策:
– 正しい口腔衛生習慣: 歯磨き、歯間ブラシ、フロスの適切な使用によって歯垢や歯石を除去し、細菌の増殖を抑えます。
– 舌の清掃: 舌ブラシや舌クリーナーを使用して舌の表面を清潔に保ち、舌苔の除去を行いましょう。
– 口腔乾燥の予防: 適切な水分摂取や唾液の分泌を促すために、噛み物や無糖ガムの噛むことが有効です。
– 定期的な口腔検診: 歯科医の定期的な診察を受けることで、早期に口腔内の問題を発見し、適切な治療を受けることができます。
b. 消化器官の予防策:
– 健康的な食事習慣: 食物繊維を多く含む野菜や果物を摂取し、消化を促進します。また、脂肪や辛い食べ物、香辛料を適度に摂取することも大切です。
– 適切な食事時間と食べ方: 食事をゆっくりと咀嚼し、食べ過ぎや食事の間隔を適切に調整します。
– ストレス管理: ストレスは消化器官の機能に影響を与えるため、適切なストレス管理方法を見つけて実践しましょう。
– 医師の診断と治療: 消化器官に関する問題が口臭の原因となっている場合は、医師の診断と治療を受けることが重要です。
口臭は個人の生活習慣や健康状態によって異なる場合があります。継続的な口腔ケアや健康管理の重要性を認識し、必要に応じて専門家の助言を受けることが口臭の予防と改善に役立ちます。
口臭は口だけの問題でないこともありますが、一つ一つ可能性を潰していくことが大切です。
まずは口腔内から。しっかりと歯科医院で歯周病をケアをすること。膿んでいる歯などがないかチェックし必要に応じて感染を取り除くこと。ここからがスタートとなります。
気になる方はご相談ください。
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