マグネットよりロケーターアタッチメント

2022/01/17

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
義歯を維持させる方法として、義歯の下に残存している歯やインプラントに維持装置としてマグネットやロケーター、Oリングといった方法があります。
 
特にインプラントオーバーデンチャーにおいてはマグネットを選択することが非常に多かったのですが、最近はほぼロケーターです。
 
ロケーターの良さはマグネットより維持力が強く、側方運動にも抵抗できるということです。

 
特にロケーターに組み込まれるゴムの部分が歯根膜の強さに非常に似ているため、インプラントへの負担もかなり低いという利点があります。
 
マグネットは磁石ですので、垂直的な維持には非常に強いですが側方では簡単に取れるようになっています。

 

またMRI撮影の際にアーチファクトの原因となる可能性がややある。撮影対象部位にもよりますが。

 
そういったリスクを考えると、現在においてはインプラントオーバーデンチャーにおいてはロケーターアタッチメントが最近は非常に良く感じます。
 

 
気になる方はご相談ください。
 
 
 
 
 
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