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抜歯後の不良肉芽組織の除去はとても大切
2022/01/12
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
下顎臼歯部インプラント埋入希望の患者様。
抜歯して3ヶ月経過したのち本日事前検査を行いました。
だいぶ骨が回復してきているのがわかります。
もともと感染がかなり大きく嚢胞が長期間あったため骨の回復がどの程度行われるか心配でしたが順調に回復してきています。
骨はリモデリングと言って骨のターンオーバーが存在します。
ターンオーバーが正常に確実に行われるためには、感染物がないことが条件。
抜歯がゴールで、感染物をそのままにしてしまうと骨が回復しないほか「残留嚢胞」と言って嚢胞のみ骨内に残存してしまうことがあります。
嚢胞及び炎症物質がそこにあることで、ずっと感染状態が続き骨が回復しません。
抜歯という選択となった場合に確実に感染物質まで取り除かないといけません。
感染物質は嚢胞や不良肉芽組織となって、歯及び骨内にこびりつきます。
これを専用の機器にて確実に除去し、新生骨を露出しなくてはいけません。
抜歯するのはそこまで難しくないですが、感染物質を確実に取り切ることは結構時間かかります。
場合によっては、抜歯にかかる時間の3倍かかることもあります。
しかしそこまでしっかりと取り切れれば自然に骨が回復することが多いです。
確実にしっかりと除去していくことが大切となってきます。
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