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歯根完成前の早期の抜歯
2021/12/28
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
当院では矯正治療を行っているため、戦略的に親知らずを抜歯することがあります。
当院の矯正治療においては、小臼歯を抜歯することはほぼなく、親知らずはほぼ必ず抜歯して行うようにしています。
小臼歯を抜歯して、短縮歯列での矯正治療ではなく、本来の正常な位置での咬合回復を目指し、より顎関節レベル、咬合レベルからの回復を行うようにしています。
矯正治療は大きく3つ
・小臼歯抜歯しての短縮歯列での矯正治療
・親知らず抜歯し、第2大臼歯の遠心移動を含めた顎関節レベルからの矯正治療
・歯の大きさだけコントロールする補綴矯正
最後の補綴矯正は矯正治療と言っていいのかはわかりませんが、理想的な大きさや形に合わせて歯を削って被せるといううやり方。
歯は削ったら元に戻ることはないのであまりオススメはできません。
さて本題に。
矯正治療を行う際に当院では親知らずを確実に抜歯します。
本日の抜歯は中学生。
歯冠の一部完成し歯根はまだ完成していません。微妙に歯胚抜歯にはなりませんが、歯根完成前で、出来るだけ早期に抜歯を行うようにします。まだ完全な卵の状態でも撤去するようにしています。
稀に第2大臼歯が欠損している場合はそのままにして萌出誘導させますが。
気になる方はご相談ください。
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