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太すぎるポストは危険

2021/05/22

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

右下が痛くて噛めないと訴えてこられた患者様。
右下奥に銀歯が入っていますが、大きく動揺してしまい半分抜けてしまっている状態でした。

 

咬合のたびに、動揺している歯を触ってしまい痛みが強く噛めない状態です。

 

 

 

 

このような状態。
一部歯根が破折していることも確認できます。

 

さらに土台となるポストがかなり太く歯根の先端まで入り込んでいることがわかります。

 

元々の虫歯がかなり大きくなんとかギリギリ残していたためここまで太い土台となってしまったのかは不明ですが、歯根の体積より明らかに土台の体積の方が大きいことがわかります。

 

この状態だと、歯根が持たないことは明白ですよね。

 

咬合の力によって、土台の体積が歯根の体積より大きければ歯根の破壊に向かうことがわかります。

 

今回おそらく、歯根破折が優先して発生し根尖病巣が発生。根尖病巣の拡大と共に動揺も大きくなってきたと考えられます。
説明し、抜歯。歯根は3つに別れて破折していました。

 

そして、根尖病巣の広がりがかなり大きく残存していた歯根の倍以上の病巣が存在していました。

 

今後もしインプラントなどを希望された場合は、骨造成などが必須になりますが、今回親知らずがまだ残っているため移動できないか検討です。

 

同時移植も考えましたが、病巣が大きいため定着リスクが高いと判断したため同時移植はやめました。

 

歯を残すということは非常に大切であり、抜歯しないでいくということはとても大事な考え。

 

しかし、本来抜歯すべき状態を残すことで他の歯などに影響を及ぼすこともあり、将来的な補綴処置に様々な影響が出ることもあります。

 

しっかりと診査診断を受けるようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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