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嘔吐反射がある方への対応
2021/03/15
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
嘔吐反射という言葉を聞いたことがありますか?
嘔吐反射とは、歯科治療時や、歯磨きをしている時などに強い吐き気やえずく感じが出てしまう症状を嘔吐反射と言い、非常に多くの方が悩まれています。
歯科治療で問題となるのが、
・型取り
・レントゲンの撮影
・奥歯の治療
・歯科の治療道具が奥に入る
・歯科治療を想像するだけで気持ち悪くなる
などの所見あります。
この嘔吐反射の原因のほとんどが過去の歯科治療の経験により恐怖心や、緊張、不安などの心理的側面が強いと言われています。
もちろん、解剖学的に舌が肥大している方などは嘔吐反射が起こりやすいとも言われますので心理的側面が全てではありませんが。
さてこのような嘔吐反射が強い方への対応は心理的な側面をフォローするのはもちろん、型取りを全てスキャナーなどに変更する、最小の機器を使用するなどの対応をしますが、嘔吐反射への対応がメインとなり、治療介入が十分でなくなってしまう可能性があります。
そのような場合は、「静脈内鎮静麻酔」を提案させていただいております。
静脈内鎮静麻酔は、意識を点滴にてリラックスした状態にしてほぼ眠った状態で行うため嘔吐反射がある方も問題なく治療が可能です。
型取りも問題なくでき、奥歯の治療も難なくできます。
静脈内鎮静麻酔は、まさに歯科恐怖症の方や嘔吐反射が強い方にとってかなり有益な治療の一つと言えます。
鎮静麻酔を受ける際は様々な注意事項や、守って欲しいことなどがありますので一度しっかりと確認するようにしましょう。
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