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ホワイトスポットに対する治療

2020/08/11

 

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 

ホワイトスポットという言葉をご存知でしょうか。

 

ホワイトスポットとは、歯の表面に白い模様や斑点のようなシミがある方がいらっしゃいます。

 

これは、初期の虫歯でも白く白濁することがありますが、その多くは「エナメル質形成不全症」によるものです。

 

エナメル質形成不全症は、歯が作られている時に何らかの原因でエナメル質が不完全のままになり、白い斑点や模様ができてそのまま生えてきたというものです。

 

気にならなければ基本的にはそのままで良いのですが、ホワイトスポットは前歯で多く認めるため審美的に気になる場合が非常に多いです。

 

またホワイトスポット部分は、そうではない部分に比べ石灰化度(硬さ)が低いため、しっかりとしたケアをしていなかないと虫歯となる可能性が高いです。

 

矢印で示している部分が白く白濁している場所。ここがホワイトスポットです。

 

初期の虫歯によるものであれば、もう少しホワイトスポットは限局して認めますが、このように広範囲で認める場合はエナメル質形成不全症によるものと考えていいと思います。

 

治療後の写真。

 

ホワイトスポットは消えているのがわかります。
ホワイトスポット部分を取り除き、部分的にプラスチックで充填しています。

 

多く削ることはないので、麻酔はなく短時間の治療で終了することができます。

 

欠点としては、プラスチックですので
・欠ける可能性がある
・変色してくる可能性がある

 

ということが考えられます。

 

最近ではホワイトスポットに合わせて「ホワイトニング」を行うという選択肢もあります。

 

ホワイトスポットの色を目指してホワイトニングを継続して行うことで色の斑を極力なくそうということです。

 

時間は少しかかりますが、歯を削らなくてよく、詰め物もするわけでもないので詰め物の変色リスクはありません。

 

ここの判断は、時間効率のみとなってきます。

 

ホワイトスポットで悩んでいる方がいましたらご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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