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虫歯の三大好発部位
2020/07/18
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
虫歯の好発部位というのをご存知でしょうか。
虫歯とは、歯においてできやすい場所とできにくい場所というのがあります。
一つ目は奥歯の噛む面。
咬合面と呼ばれる場所であり、その名の通り食べ物をすりつぶすためにあります。
この咬合面はとても複雑な形をしており、細かい溝なども存在します。そしてこの溝に汚れや、菌が付着し、しっかりケアをしていないと虫歯となってしまいます。
二つ目は歯と歯の間。隣接面と呼ばれる場所であり、歯ブラシが届きにくく磨き残しが非常に多い場所です。歯間ブラシやフロスの使用が必須になります。
三つ目は、歯と歯肉の境。根面部や歯径部とも呼ばれます。
ここは、歯周病とも関連してくる場所であり、歯周病が悪化することで虫歯になることもあります。
このように虫歯には、三大好発部位というのは存在し、ほとんどの新規の虫歯はこのどれかに属します。
奥の歯が痛むため見て欲しいと訴えていらした患者様。
口腔内では特に虫歯を疑う所見はなし。
歯肉は軽度に腫脹している状態。
わかりますでしょうか。
ここに虫歯があります。
口腔内では上から見てもはっきりとは確認できず、横からは歯肉が腫脹し見えない状態。
しかしレントゲンでははっきりとできています。
原因としては、虫歯の三大好発部位である二つ目の隣接面と、三つ目の歯頸部が併発している状態でした。
歯肉炎により隠れてしまっている状態。
レントゲンにて確認でき治療に至りました。
このまま放置することで歯牙の崩壊を招き、神経を取らなくてはいけなくなっていたかもしれません。
ここのケアは、歯間ブラシや、フロスが必須となります。きちんとしたケアを行い虫歯予防をしていきましょう!
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