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救急歯科当番
2020/05/06
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
5/5は終日、静岡市歯科医師会の救急歯科にて救急当番を行っておりました。
コジデンの留守電に私がいる旨を入れてもらっていたところ、それを聞いて来ていただいた方もいらして感謝です。
救急歯科センターでは、主に歯科医師会の会員の先生が休診にすることが多い休日や祝日に開業医の先生で、外来を運営します。
私はどういうわけか、長期連休に入れられることが多い傾向にありますw
年末年始やらお盆やらGWやら。
誰も変わってくれない期間ですね。。。
救急歯科では主に、応急処置が中心となります。
1.痛い方 腫れた方
2.外傷の方
3.脱離した
4.顎外れた
その他、いろいろありますが基本的には皆さん一回だけしか来ないので救急歯科で継続診療することはまずありません。
救急歯科での治療で難しいのは、どこまで治療介入するのか。
特に被せ物しているところや、一番困るのはセラミックなどの自費で治療しているところの強い痛み。
今日も一件ありました。
セラミックを12月に装着しているとのことでしたが、痛みが強すぎて、顎の神経(下歯槽神経)まで到達している状態でした。
医療的には除去して治療が普通なのですが、勝手に除去して治療するとすごく怒る先生もいたりw
おそらく補償の問題などがあると思います。
ヒトの価値観がそれぞれ違うように、治療観も異なります。本当は違わないないほうがいいのですが、ヒトですから仕方ありません。
それでも全力で理解しようとします。
「なんでこういう治療しているのか」
「経過を見ているのかどうなのか」
そして考えた結果、患者さんと相談して治療介入するか、薬だけにするかにします。
今日の判断に迷った方は、顔腫れて熱持っている状態で薬も効かない様子。数日前も歯科行って経過見ていたけど痛みが引かない。
患者さんと相談してどうするか委ねると、外して治療してほしいとのことでしたので、治療しました。
案の定、外すと大量の排膿があり炎症がいかに強かったのかがわかりました。
これで徐々に炎症は改善されます。
良かった良かったですが、後日担当の先生から電話かかって来たりして。。
しかし、救急歯科での診療は神経を使います。
ただでさえ、我慢できない痛みで来ている人が大半なのに、さらにかかりつけ歯科の関係もあるので慎重にやらねばならない。
うまいこと逃げちゃう先生も多いですけどね!
ま、無事に終了して何より。
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