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セラミック治療における歯の色
2020/12/23
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
前歯の被せ物で多く使用されるセラミック。
セラミック=真っ白というイメージが強い方がいらっしゃいます。
結論間違ってはいません。
というのも、保険の材料というのは「レジン前装金属冠」という名称で、金属の上にレジンという材料が盛られて接着されている状態を指します。そのため2種類の材料で成り立つため、真っ白ではありません。
一方、セラミック治療においてはメタルボンドと呼ばれる「陶材焼付鋳造冠」を除いてはオールセラミックとなりますので真っ白です。
しかし、色をコントロールできるのもセラミック治療の優位性となります。
新庄選手のような、便器より白い色にすることもできますが、数本だけであればできる限り他の歯に合わせた色合いの方が違和感がなく審美的に綺麗なことは間違いありません。
これは前歯部にブリッジが装着されています。
材質はジルコニアクラウンによるブリッジ。
歯の先端にかけて透明感を持たせるようにして、逆に根元の方が暗く。
この患者さんの他の歯の特徴をセラミックに取り入れながら行っています。
また表面に細かい着色をあえて入れることで、よりリアルに再現させます。
この線は消すことも可能です。
歯の色も加齢と共に変化していきます。
最近は、年配の方でも真っ白がいいというイケイケな方もおられてそれももちろんいいとは思いますが、年齢に合わせ自然な色を入れた方が、パッと見の印象はとてもよく見えます。
これが保険の材料だと少し厳しい。
材料的には、作成するのは可能ですが経年的に劣化し変色するリスクがあります。
セラミック治療=歯が真っ白にする!
それだけではありませんので、被せ物の色などで悩んでいる方はご相談ください。
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