病理診査にて確定診断

2025/07/18

こんにちは。
 
静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
当院では、東京歯科大学病院・病理学講座と連携し、病理診断を行う体制を整えております。
 
軟組織の病変や嚢胞など、外科的に摘出した組織を病理検査に提出し臨床診断との整合性を確認することで、再発のリスクや今後注意すべき点を明確にできます。
 

 
こちらは、左下の腫れを主訴に来院された患者様です。
 
レントゲン検査にて、親知らずが埋伏しており、それに伴って大きな透過像（黒い影）が確認されました。
 
CT撮影では、第二大臼歯にまで影響が及んでいることが分かりました。
 

 
親知らずの抜歯と嚢胞の摘出を行い、摘出物は病理組織検査に提出しました。
 

 
このように、病理検査の結果レポートが届きます。
 
 
今回は臨床診断と一致する「良性」との結果でしたが、見た目では良性に見えても、ごく稀に悪性や難治性疾患が潜んでいるケースもあるため、病理診断は非常に重要です。
 
すべてのケースで病理に提出するわけではありませんが、診断の確信を持つためにも、私たちは必要に応じて実施しています。
 
当院ではこのような外科処置にも積極的に対応しております。
 
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
 
 
 
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