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結局は歯ブラシしなくてはいけない

2024/12/12

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
「結局は適切な歯ブラシが重要」という言葉を、一度耳にしたことはありませんか?私たちは日々、虫歯や歯周病から歯を守るためにブラッシングを行っていますが、その際に使う「道具」である歯ブラシこそが、実は大きなカギを握っています。
 
歯ブラシは、毛先の硬さやヘッドの大きさ、グリップの形状など、多くの種類があります。
「硬めの毛先でしっかり磨く方が良いのでは?」と思われがちですが、実は硬すぎるブラシは歯ぐきを傷つけたり、歯の表面を摩耗させてしまうこともあります。一方、柔らかいブラシは歯ぐきに優しい反面、しっかり汚れを落としにくいと感じる方もいるかもしれません。つまり、人によって適する歯ブラシの条件は異なるのです。
 
また、ヘッドの大きさも重要なポイントです。大きすぎるブラシヘッドは、口内の狭い奥歯部分まで届きにくい一方、小さすぎると時間がかかりすぎるなど、使い勝手に影響します。さらに、持ち手の形状や滑りにくさは、正しいブラッシングのフォーム維持に役立ちます。使いやすい歯ブラシは、自然と適切な力加減と方向で磨くことにつながり、結果的に歯や歯ぐきを健康に保ちやすくなります。
 
では、どのように自分に合った歯ブラシを選べばよいのでしょうか?一つの方法は、定期検診の際に歯科医師や歯科衛生士に相談することです。プロは、あなたの歯並び、歯周ポケットの深さ、ブラッシング圧や習慣などを考慮して、最適な歯ブラシや補助用具(歯間ブラシ、フロスなど)を提案できます。こうした専門的なアドバイスを受けることで、自分に合ったケア法が見つかり、結果的に長く健康な歯を維持することが可能になります。
 
毎日の歯磨きは、一見単純な行為に思えますが、実は選ぶ歯ブラシ一本でその効果は大きく変わります。自分にぴったりの歯ブラシを見つけ、正しいケア方法を取り入れることで、あなたの口腔環境はより良い方向へと変わっていくでしょう。是非、今お使いの歯ブラシを見直してみてはいかがでしょうか。
 
どんなすばらしい治療しても、患者さんが口腔に対してネグレクトだと長続きしません。
 
結局は歯ブラシが大切なのです。
 

 
 
 
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員