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抜歯後の注意事項についてのまとめ

2024/11/29

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
抜歯後は、出血や痛み、腫れなどが心配な方が多いと思います。しかし、正しいケアと注意を守ることで、スムーズに回復することができます。
 
逆に以下を行わないとなかなか回復しなかったりすることも。
 
今日は抜歯後に気をつけるべきポイントを解説します。
 
まずは出血について。
 
抜歯後、多少の出血は自然なことです。抜歯箇所にはガーゼをしっかりと噛むことで止血を促します。以下の点を守りましょう。
 
– ガーゼをしっかりと噛む
 
抜歯後に渡されるガーゼは、30分~1時間しっかり噛み続けてください。出血が止まらない場合は、新しいガーゼを交換して同じように噛み続けます。中途半端に噛んでいても唾液が混じって止まらないことがあります。しっかりと圧迫することが大切ですので抜歯部位の出血が気になった場合は、ガーゼをしっかり噛み続けることが大切です。
 
– 唾液を頻繁に吐き出さない
 
唾液に血液が混じっていても、むやみに吐き出さないようにしましょう。吸引や吐き出しによって血餅(血のかたまり)が外れてしまい、出血が長引く可能性があります。
 
次に痛みや腫脹について。
 
親知らずなどを含めた抜歯では痛みや腫脹が出現することは一般的です。
 
抜歯後の痛みや腫れは、時間が経つにつれて自然と和らぎます。ただし、次のような対応で症状を軽減することができます。
 
– 鎮痛剤の服用、抗生剤の服用
 
痛みが気になる場合は、担当医から処方された痛み止めを服用してください。自己判断で市販薬を使うことは避けましょう。
 
– 冷やす
 
頬の外側からアイスパックや冷たいタオルで冷やすと、腫れや痛みが軽減されます。ただし、冷やしすぎないよう、15分冷やして15分休むサイクルを守りましょう。
 
次に日常生活で気を付けるべき点
 
– **食事**
 
   抜歯直後は柔らかい食べ物を選び、硬いものや熱いもの、辛いものは避けてください。刺激物が傷口を悪化させる恐れがあります。
 
– **飲酒と喫煙を控える**
 
   飲酒や喫煙は、傷の治癒を遅らせる原因となります。最低でも抜歯後3日間は控えましょう。
 
– **激しい運動を避ける**
 
   運動や長時間の入浴など、血流を促進させる行為は出血や腫れを悪化させる可能性があるため、控えましょう。
 
   以前痛みがないからということですぐにトレーニングをしてしまった方が菌血症として全身状態を悪化させ入院したケースがあります。
 
以下のような場合、心配な場合はすぐに歯科医院に行きましょう。
 
抜歯後は以下のような症状に注意し、必要に応じて歯科医院に相談してください。
 
– 出血が数時間以上止まらない場合
– 痛みが数日経っても悪化する場合
– 顔全体が腫れる、または発熱が続く場合
– 口の中に異常な臭いがする場合
 
このような場合は、治癒が何らかの原因により悪い可能性があります。
 
治療介入した方が早期回復が期待できる可能性もあるため早めに相談するのが良いでしょう。
 
抜歯後の口腔ケアも重要です。ただし、傷口に触れないよう気をつけてブラッシングを行い、うがいなどは極力避けるようにしましょう。
 
抜歯後は少し不安に感じるかもしれませんが、適切なケアをすることで心配なく回復できます。今回お伝えした注意事項を守りながら、気になることがあればすぐに当院までご相談ください。
 

 
 
 
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