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神経がない歯を削らずに白くする
2024/10/02
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
神経を取る治療を行うと、歯が徐々に変色してくることがあります。
原因としては象牙細管内に入り込んだ有機質の変色と言われますが、根管治療だけで全てを取り除くことは難しいとされています。
しかし根管治療をしっかり行っていると変色の程度も少し低いとも言われます。
少し脱線しましたが、特に前歯において神経をとった後に、黒くなったり変色している方は結構おられます。審美障害を訴える方も多くいらっしゃいますので、様々な治療法を提案しています。
最も簡単な方法はホワイトニングです。
ホワイトニングは通常、マウスピースを作成しジェルを入れて自宅で2時間以上装着し歯を白くするものですが、神経をとった歯の審美障害に対するホワイトニングは該当する歯だけで良いので、このタイプの方法のホワイトニングは少し難しくなります。
そこでクリニックで行うホワイトニングが適しています。
オフィスブリーチとウォーキングブリーチ。
クリニックで、神経を治療した入り口まで詰め物を一度外して洗浄、ホワイトニングの液を入れて光照射します。また表側も綺麗にしてホワイトニングを行います。
そして自宅に帰られる時に、歯の内側にも少量ホワイトニング剤を入れて帰宅。
1週間後にきていただき同じように治療します。
変色の程度にもよりますが、比較的綺麗に改善されます。
術前写真
変色を認めます。
術後写真
改善を認めます。
この方は1回でほぼ改善されましたが、2回行っています。
このようなホワイトニングは後戻りも少ないのが特徴です。以前のように変色してくることはないと考えられます。
しかし完全な回復を求めるのであればやはりクラウンなどセラミックを使用した方が確実だと考えられます。強度的な面も含めてですね。
気になる方はご連絡ください。
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