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黒くなっていたら虫歯?

2024/09/24

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
黒くなっているから虫歯ではないか?と考えるのは普通です。
 
歯に色が変わっていれば異常と感じるのが当然、黒くなっていても勝手に問題ないと判断するのは大変危険です。
 
歯科医院で必ずチェックが必要です。
 
では黒くなっていたら必ず虫歯なのでしょうか。
 
結論としては虫歯でないことも多いということです。
 
歯が黒くなる要因にはいくつかあります。
 
– 虫歯で穴があいて透けて黒く見える
– 虫歯で穴があいて着色が入り込む
– 歯の溝が深く、着色が入り込む
– 以前治療した詰め物の段差に着色ができている
– 以前治療した詰め物が黒く変色してきている
 
このどれかになります。
 
このように虫歯ではなく黒くなっている場合も考えられるわけです。
 
ではどのタイミングで治療となるのでしょうか。
 
ここからは患者さんと歯科医師との擦り合わせにもよります。
 
大学教育においては、詰め物が黒く変色しているというのは不適合と考え、治療対象となります。
 
実際には虫歯ではないため削る必要はないのですが、予防的な観点からやり変えることが推奨されています。溝が深く、着色が入り込んでいる場合も、虫歯のリスクが高いとも判断できるので治療が推奨されます。
 
しかし共に歯を削る行為が少なくとも出てしまうので、患者さんの希望や患者さんの口腔内の状態によって治療するかしないかを決定します。
 
口腔内の状況とは、歯周病リスク、虫歯リスクが大変高い状態。
 
この状態であれば、初期の虫歯の状態、着色の状態でも早期に虫歯に移行する傾向が早いため治療が必要です。
 

 
口腔内をチェックし、治療既往が多い方、口腔清掃不良が顕著な方は積極的な治療を受けた方がよく、一方、治療既往が少なく清掃管理が良い方は、経過観察でも良いこともあります。
 
様々な前提がありますので、歯科医院に相談するようにしましょう。
 
 
 
 
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