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欠損放置による連鎖反応

2024/09/18

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
一つが欠損すると口腔内ではさまざまなことが起こります。
 
今まで物が詰まらなかったところが詰まるようになったり、審美的な変化も出てきます。
 
歯が欠損すると口腔内ではどのようなことが起きているでしょうか。
 
まず歯の移動が起こります。
 
ほぼ確実に起こります。
 
親知らずなどを抜歯した際はほとんど歯の移動が起こることはないのですが、親知らずではない歯の場合は移動が起こります。
 
噛み合う歯が挺出と言って飛び出してきたり、隣接していた歯が欠損側に傾斜。
 
それに併せて、その隣の歯も、また隣の歯も移動していきます。
 
抜歯したところと離れたところに物が詰まるようになったというのは、歯が相対的に移動した結果起こることになります。
 
また歯間が開くことにより物が詰まるようになるわけですが、当然今まで詰まらなかった部位へ詰まるようになるので虫歯リスク、歯周病リスクが上がります。
 
1本欠損して放置するだけで、
 
– 歯の移動
– 噛み合わせの変化
– 虫歯リスクの増大
– 歯周病リスクの増大
 
などを招き、さらに波及していきます。
 
できるだけ二次被害を生まないようにするためには、欠損となったらすぐに補綴を行なっていくべきなのです。この部位であれば抜歯してそのままでも良いという場合がありますが、ごく稀です。
 
欠損した場合は早めに歯科医院に相談しましょう。
 

 
 
 
 
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