ブログ
総義歯かフルアーチか
2024/09/14
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
残り数本となった場合、その残りの歯の保存が困難と判断された場合、どのような治療法になるでしょうか。
一つ目は総義歯。
シンプルに歯を全て抜いて総義歯にする方法です。
もう一つは、インプラントを用いたフルアーチブリッジ。
選択肢はどちらかになっていきます。
総義歯の場合は、インプラントを数本埋入してインプラントオーバーデンチャーという方法も取れますが、着脱が必要になります。
フルアーチのブリッジであるとインプラントを最低でも4本埋入して10本から12本の連結したブリッジを装着します。固定式なので外れないですが清掃をしっかり行う必要があるほか、高額になります。
では何を基準に総義歯にするかフルアーチにするか決めていくでしょうか。
一般的に義歯の場合の咬合力の回復はおよそ自分の歯で噛む20%程度と言われています。
どんなに適合がよくなんでも噛めると言われる義歯においても、20%程度の回復力と言われ、自分の歯同士の咬合力には勝てないのです。
一方フルアーチなどのインプラント補綴での咬合の回復は自分の歯と同じぐらいの咬合力と言われます。よりしっかり噛み切れる、噛みごたえがあるのがフルアーチのブリッジとも言えますね。
義歯ではないため取り外しが必要ないことと、動かないため粘膜が傷つかない、よく噛めるというのがフルアーチブリッジの最大の特徴かもしれませんね。デメリットは外科処置を伴う、期間がかかる、費用がかかるというところでしょうか。
フルアーチケースも多く当院では行なっています。もちろん総義歯のケースも多く手がけていますのでどちらにしろ対応できますのでご連絡ください。
コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
→ https://ameblo.jp/kojima-dental
インプラント専用サイト
→ https://ryu-implant.net