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義歯に銀歯?
2024/09/12
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
歯を欠損した後に行われる欠損補綴で選択される義歯。
被せ物やブリッジ、インプラントの被せ物などの歯にはさまざまな歯があるけれど、義歯に入る歯はどのような歯かご存知でしょうか。
被せ物やブリッジ、インプラントにおいては、銀歯からオールセラミックの歯、ジルコニアなどが存在します。その方の求める審美性や機能性を考慮した上で選択していきます。
では義歯の場合はどのような歯でしょうか。
義歯の歯を人工歯と呼びます。
厳密に言えば、全ての被せ物は人工歯とされますし、外国では人工歯と言えば被せ物から全てを指しますが、日本において人工歯と呼ばれるのものは義歯における歯のことを指します。
この人工歯には大きく2つの種類があります。
– レジン歯
– 硬質レジン歯
上記2つは保険でも認められる人工歯であり、一般的に使用されるものです。
レジンという素材でできており、硬質レジン歯とはレジン歯より硬度を持ちます。
しかし所詮レジン。
数年ですり減っていきます。
義歯の人工歯ではない場合、被せ物や詰め物でレジン歯を奥歯などで使用することはありません。
すり減り、割れるからです。
義歯の場合は、レジンを使用する量が多いことや、義歯そのものがレジンでできている場合などはその接着力の良さから採用されています。
しかし当然ながらすり減ります。
よく咬合される方は人工歯がなくなります。
人工歯がすり減れば、噛む位置がどんどん低くなるため他の歯に影響がでたり、義歯自体も破折しやすくなります。
それを防ぐためにはすり減りにくい人工歯を選択することも有益です。
すり減りにくい人工歯には
– 陶材人工歯
– 金属人工歯
などが挙げられます。
陶材の場合は接着が難しいこともあり、銀歯などを装着させた金属型の人工歯を使用することがあります。
よく噛む方や、しっかり噛み切りたいという希望がある方は金属を装着した人工歯を使用するのはとても有益です。保険外となっていきますので随時ご相談ください。
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