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オールセラミックの難しいポイント
2024/09/06
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
透明感のあるオールセラミックによる治療。
自然な仕上がりになるので被せ物で選択される方は非常に多いです。
一昔前までは被せ物と言えば、良いもので陶材焼き付け鋳造冠。貴金属をベースに上部に陶材を貼り付ける方法です。
十分綺麗に経過することができますが、内側に金属を使用していることもあり審美的に透明感が出てこない。
少しのっぺりとした色味になりがちなのが特徴です。
そして金属を全く使用しないオールセラミック。
陶材焼き付け鋳造冠と異なり、金属を使用しないため透明感が強く、より審美的で自然な色合いを持つことができます。
しかしこの透明感が利点でもあり欠点でもあることが。
それは支台や土台の色が透けると言うことです。
被せ物をオールセラミックにしても金属の土台を使用してしまうと黒く透けてくる可能性があります。また長期間金属の土台を使用していることで、歯自体が変色し変色が歯根まで及ぶとどうしても黒く透けてきます。
できるだけ自然に溶け込むように作成するためには、土台は白いものを使用するのがベストですが、歯根自体が黒くなっている場合は、合着するセメントをオペーク色を使用したりする工夫が必要です。

オールセラミックは良くも悪くも透明感があります。
土台の状態も透けていきますので、土台から見直すことをお勧めしています。
気になる方はご相談ください。
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監修歯科医師
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医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長
小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA〔院長略歴〕
静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。
〔所属学会・所属団体〕
歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員 


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