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根管治療後の経過
2024/09/05
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
当院では根管治療において難治性と判断した場合は根管治療専門の望月先生が全てのケース対応しています。根管治療において難治性と判断する時はどのような場合でしょうか。
– 再発を繰り返す感染根管治療
– 根の形態が複雑な場合
– 根管内異物が存在する場合
– 根管内の石灰化が著しい場合
– 意図的再植を予定している場合
– 外部吸収が著しい場合
など様々な場面で難治性と判断されることがあります。
ではそのような難治性と判断した場合の根管治療後の治癒過程はどこを持って完治となるでしょうか。
実はその完治と言われるラインは非常に難しいとされています。
しかし一つ人体の生理的ターンオーバーを基準に考え完治の判断をしています。
それが6ヶ月という判断です。
根管治療を行い、組織回復、骨再生の期間はおよそ6ヶ月とされます。
6ヶ月で骨のリモデリングが完了されると言われるため、6ヶ月間は仮歯などで経過を追うことが多いです。6ヶ月後にレントゲンにて病巣の縮小が確認できれば順調に完治に向かっていると判断し最終補綴物装着に向けて印象を行っていきます。
骨造成後も基本は6ヶ月。
人体のターンオーバーに沿って考えられた期間になります。
短縮しても痛みが続いてしまったり、負荷がかかりすぎると破折などを招く可能性もあるので期間はしっかりと守りたいですね。
専門的な根管治療も大学病院と連携して行っていますので、気になる方はご相談ください。
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