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顎堤がないケース

2024/08/29

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
抜歯時期を見誤り感染した歯の状態で長く置いておくと歯が抜けた後に歯の周りの骨が回復しないということが起こります。
 
慢性炎症の時期が長ければ長いほど、血流量に乏しく、組織回復にはマイナスとなりますので痛くないのをいいことに抜歯しないでいると抜歯後が大変になります。
 
例えば抜歯後にインプラントを検討していても、骨が足りないために、骨造成をしなければいけないということもあります。
 
義歯を作成する時も、顎堤がないことで安定度が悪くなります。
 
義歯の安定は、周辺粘膜で吸着を得るわけですが、前提として安定した顎堤が必要です。
 
顎堤がないと吸着が困難となるため、良い義歯の目的が安定となります。
 

 
このように顎堤がない場合の義歯はどうしたら安定するでしょうか。
 
もちろん作成方法の中で安定させる設計にすることは大切なのですが、インプラントオーバーデンチャーという方法もあります。
 
インプラントオーバーデンチャーは少なくなった顎堤にインプラントを数本埋入し、それを固定源として義歯を安定及び固定する方法。
 
顎堤がないケースでは有益です。
 
僅かな義歯の安定でも食事のQOLは変わっていきます。
 
義歯でお悩みの方もいましたらご連絡ください。
 
 
 
 
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