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親知らずどこまで残すか

2024/08/27

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
できるだけ歯を抜きたくない!
 
親知らずも抜歯が怖いし痛い思いはしたくないからできるだけ抜歯は避けたいと訴えて来院される患者様も多いです。
 
当然そうですよね。必要な歯は残すべきだし、痛みがなければ抜歯したくないのは十分わかります。
 
抜歯するかしないかのポイントで感染があるかないかというポイントがあります。
 
感染がある場合は、その他歯牙にも影響が出てしまうことがあるため治療対象となります。
 
親知らずは口腔内において感染源になることが多々あります。
 
最後方臼歯と呼ばれる一番奥に位置していることもあり、口腔内で咬合関係になかったり、歯ブラシが届かない位置にあったりします。
 
ちなみに歯ブラシが届かない位置というのは治療器具もほとんど届かないのが実際です。
 
親知らずの治療精度などもかなり難易度を高めると言えるでしょう。
 
さらに一番奥にあるため頬や歯肉の高さに近く粘膜が腫脹しやすいのもポイントです。
 
そういったこともあり親知らずは抜歯を選択することがベターであるとなります。
 
口腔内は一つなので、1箇所の感染により口腔内全体に広がります。
 
さらに口腔は全身の入り口でもあるため感染が全身に回ることも十分考えられます。
 

 
このように親知らずを残すか残さないかの判断は感染状態によったり、清掃性の問題であったり、咬合の問題であったり、様々な要素で決定されていきます。
 
もちろん抜きたくないという想いも考慮した上で、残した時のリスクも説明した上で最終的には患者さんに決めていただいております。
 
親知らず抜歯で悩んでいる方はご連絡ください。
 
 
 
 
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