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ノンフラップオペの精度

2024/07/27

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
インプラント治療もデジタル化されたことにより、ノンフラップオペというものが実現できるようになりました。ノンフラップオペとは切開し粘膜を開けて骨を露出した状態でインプラントを埋入するのではなく、粘膜を切開せずに、インプラントを埋入する部位だけパンチングしてインプラントホールを形成しインプラントを埋入する方法。
 
この方法では切開を伴わないので術後に縫合抜糸する必要がないほか、術後の腫脹や疼痛が起きにくいという利点があります。
 
デジタルでパソコン上で設計したデータからサージカルガイドというものを作成して行うのですが、治療が全て盲目的になるためどこまでその精度が正しいのかということが一つポイントとなります。
 
私もデジタルをどこまで信用するかというところでは常に悩みがあります。
 
ひとつノンフラップで行うルールとして決めていることがあります。
 
– 骨が平坦である
– 感染がない状態
– 骨造成の必要がない
– 神経や上顎洞までの距離が十分ある
 
このような場合は、ノンフラップでアプローチすることが多いです。
 
ノンフラップで行うリスクが著しく低いと思われる場合です。
 
ノンフラップで行っても少しでも違和感を感じれば、開けて必ず確認するようにしています。
 
埋入深度や、骨の形態など考慮し治療しています。
 

 
割とノンフラップがインプラント治療をスタートにしてしまう歯科医師も若手では最近増えてきているようですが、少しリスクだと感じます。
 
リスクヘッジができる状態でインプラント治療に臨むことが大切です。
 
インプラント治療に心配な方はご相談ください。
 
 
 

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