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知覚過敏いつまで続く?
2024/07/22
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
歯がしみる!
歯科医院に訴える主訴の中でも多い傾向にあります。
歯がしみると虫歯じゃないかなと思ったり、食事が辛かったりしますよね。
できるだけ早く治したい。
歯科医院に行ってみてもらったけど、特に虫歯じゃなくて知覚過敏だからということで薬の塗布で終わった。でもまだ少ししみてしまう。では一体いつまでしみる?
知覚過敏はその名の通り、過敏な状態に歯がなっているということになります。
過敏な状態とはどういう状態でしょうか。何が過敏なのでしょうか。
それは神経が過敏になっているのです。
歯には一本一本歯髄と呼ばれる歯の神経が存在するのですが、強い刺激などによりこの神経が興奮状態になってしまうことで少しの刺激でも痛みを感じるようになります。
怒っている人に少しのちょっかいで激怒すると同じと考えていいと思います。
専門的にいうと、痛みの閾値が低い状態となります。
簡単にいうと痛みのハードルが低い。
知覚過敏においてはまさにこの痛みのハードルが低くなってしまっている状態です。
そのため、薬を塗っても、詰めても、あくまで表面的な改善のため内在的にはまだまだ神経の痛みに対する閾値は低いため、できるだけ安静にし神経が元に戻るのを待つしかないのです。
具体的には、硬いものを噛まない、食いしばりをしない、歯ブラシを強く当てすぎない、冷たいものを痛みがある方で取らない、イタズラに刺激を加えないなどは挙げられます。
虫歯であれば治療すれば痛みは引きますが、なかなか引きにくいのが知覚過敏。
歯科医院でできることも限られます。
知覚過敏で神経をとってしまうのはあまりにも勿体ないため、知覚過敏における治療介入はすごく難しいのが実際です。
知覚過敏が起きにくいよう、しっかりとケアを行っていきましょう。
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