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何よりも歯ブラシ

2024/07/09

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯ブラシが重要、歯科医院で何度も言われたと思います。
 
でも歯石がついて汚れれば歯科医院で定期的に落とせばいいでしょと思う方もいると思います。
 
実際にほとんど歯ブラシをしない、もしくは適当にしているから定期的に歯科医院で清掃してもらうという方もごく少数ですがいらっしゃいます。
 
歯石を取ることも大切ですが、目に見えるプラーク(歯垢)を落とすことは実は最も大切な行為です。
 
インプラント治療を行なって、様々なケースや研究発表や論文などを見ていて共通することがあります。
 
それは細菌コントロールです。
 
実はインプラント周囲炎や歯周炎に罹患しても、プラークコントロールが良いと進行が穏やかになるもしくはストップする傾向にあるのです。
 
たとえ、歯肉の中に歯石が入り込む縁下歯石が存在していてもです。
 
もちろん、歯肉の下に歯石が入り込む場合はバイオフィルムと一緒に取り出す必要があるのですが、取り出す前に、まずは自分でも見える範囲のプラークを取り切る。
 
実はこれだけで、進行がストップする可能性があるのです。
 
理由はシンプルで、歯肉の中に歯石が入り込む縁下歯石の栄養供給源は、上にあるプラークや歯石などということです。要は栄養供給源を止めてしまえば成長しないということになります。
 
最も歯周病、インプラント周囲炎を進行させてしまう細菌の餌となるプラークを徹底的にセルフケアで管理することは実はとても高い予防効果を発揮するのです。
 
歯周病治療は様々ありますが、まずできること、最大の予防効果が高いのはブラッシング、歯ブラシです。丁寧に怠らず、補助具も使用して行うことは進行を遅らせる、止めるためには最重要なのです。
 

 
侮らず、日々ブラッシングしていきましょう。
 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
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