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麻酔が効きにくい方の特徴
2024/06/05
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
麻酔が効きにくいからなかなか歯科治療が進まなかったと訴えて来院された患者様。
麻酔が効きにくい理由はいくつか考えられます。
– 炎症や感染が強い状態の組織
炎症や感染がある組織は酸性化が強いため、そもそも麻酔が効きにくいのが実際です。
疼痛や腫脹がある時の親知らずや、根尖病巣の急性期などは酸性化が強く、麻酔薬の効果は減少する傾向にあります。
– 心理的要因
緊張や、不安が強いと交感神経が活発になるため、麻酔の効果が低くなります。
血流量が高いことで一気に薄まってしまうほか、痛みに対する感受性が高まることもあるので心理的要因はかなりウェイトが重いです。それを解消するのが鎮静麻酔法などです。
– 個々の特性
体重や骨格が大きい方は麻酔が効きにくいです。モンゴロイドと呼ばれるアジア人よりも、コーカソイドと呼ばれる欧米人の方が骨量含めた体積は大きい傾向にあり、麻酔が効きにくいとされています。
その他としても薬剤を常用している方であったり、耐性により効果が減少することもあります。ほとんどの場合は心理的要因によりものが大きいので、鎮静麻酔を併用して治療を行うことは効果が高いといえます。
ご心配な方はご相談ください。
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