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治療後の疼痛
2024/05/30
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
今まで痛くなかったのに治療をきっかけに痛みが出てきた!
ということは実際はあります。
一見ミスなの?と思われることもありますが、決してそうではありません。
歯科治療の大半は慢性炎症や慢性疾患に対する治療であり、痛みがすごい強い時の治療は実はあまり多くありません。
痛みのない虫歯、痛みのない根管治療、痛みのない歯周病が治療のメインターゲットとなります。
しかし裏を返せば、痛みなしで進行していく疾患なのです。
歯には歯髄と呼ばれる知覚神経があり、歯根の周辺には歯根膜という組織があります。
虫歯が深い治療になった場合、神経をとらなくて済んでも、神経に近いために一時的に痛みが強く出ることもあります。
虫歯を除去し、神経に近いところを触れば神経は反応するのは必然です。
根管治療においても慢性炎症の代表ですが、感染組織に対して洗浄をしっかり行い薬が入れば、治癒過程で痛みが生じるのは一定あります。
歯周病の治療において、炎症が強い部位を洗浄すれば出血するのと同じようにです。
しかし稀に、慢性炎症だったものが治療をきっかけに強い急性炎症に変わることもあります。過剰に反応することにより急性化するのです。
薬を服用しながら症状を和らげていくしかありません。治療においてできるだけ術後の疼痛は少ないように行なっていますが、生体反応まではコントロールできないため個体差はどうしても生じてしまいます。
治療において心配な方はご相談ください。
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