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舌の位置に気をつけよう

2024/04/02

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
舌の位置。
 
意識したことがありますか?ほとんどの方は意識しないでしょうし私も普段はどこに安静時にあるかなんて意識していないです。
 
しかし治療中に舌の位置を見ていると、正常な位置にある方とそうでない方で、口腔内の状態というのは異なっているのが顕著だと感じます。
 

 
上記写真の位置が舌が位置する正しいポイントとなります。
 
一方位置が悪い方はこの位置に置くことができず「低位舌」となります。
 
低位舌の方は治療中も苦しそうです。
 
サクションを奥に入れる時に舌の位置が低いと舌の上にサクションがくるため圧迫されて苦しくなりますし、水も溜まるのが苦手です。
 
低位舌は幼少期の食習慣や、習癖が改善されなかったことにより大人になっても残る悪癖です。
 
低位舌の方の方が、正常な位置の方に比べて口腔内は悪化している傾向があり、日々診療している対象の多くの方が低位舌だなという印象です。
 
大人になり低位舌だと元に戻すのがすごく大変です。
 
長期間当たり前のように低位舌でいたわけで、低位舌で何か歯以外で苦労したこともないと思いますので、わかっていても改善は難しいことが多いです。
 
できれば幼少期に改善するのがベストです。
 
MFTやプレオルソなどがありますので使用することで改善していきます。
 
大人になってもリハビリによって改善する場合もありますので一度自分の舌の位置を見直してみましょう。
 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員