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ラミネートベニアでどこまで白くなるか

2024/02/19

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯を白くする方法はいくつかあります。
 
– ホワイトニング
– ラミネートベニア
– クラウン
 
ラミネートベニア、クラウンになると歯を削る必要が出てきます。
 
最も低侵襲に歯を白くするとしたらホワイトニング一択となります。
 
世の中には、歯を全く削らずに白いプラスチックを盛り足す方法などがありますが、解剖学的構造を逸脱するため歯周病の原因となります。歯と歯肉にはとても大切な関係性があります。
 
白くすることだけに特化して、歯肉との関係性を蔑ろにしてしまうと後々大変なことが起きます。
 

 
上顎前歯部ラミネートベニア。
 
元々ラミネートベニアが入っていたのですが、ほとんど歯は削らず厚く持っていた状態でした。
 
色の変色や歯肉の腫脹が気になり、でもやっぱり白くしたいということで行いました。
 
術前の写真
 

 
ラミネートベニアはエナメル質を少しだけ削り、セラミックを貼り付ける方法。
 
色の出し方が非常に難しく、内側の歯の色も変色が強い場合は透けやすくなるなど色の回復の難しさはいくつかあります。
 
今後下のラミネートも変更していく予定となっています。
 
歯の厚みと、歯肉の関係はとても大切。
 
せっかくお金をかけて綺麗にするのであれば、歯周病にならない、長期的に機能する、審美的に良好な状態を維持できるものにしたいですよね。気になる方はご相談ください。
 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員