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下歯槽神経までの距離
2024/01/26
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
埋伏している歯の抜歯を行う時に、下顎埋伏歯の場合は特に神経との距離感や走行位置などを事前に確認することがとても大切となります。
下顎埋伏歯の抜歯依頼。
矯正を行う場合は埋伏している歯であっても抜歯した方が良いことがほとんどです。
矯正後の後戻りを防ぐ目的や手前の歯をアップライト(起こす)したり、遠心移動したりするためには親知らずが邪魔で仕方がありません。
機能していない親知らずであれば悪影響を及ぼす前に抜歯することが全ての治療においては大切ですし、予防的にも大切だと言えます。
事前CTより3D化して確認。
下歯槽神経のちょうど真上を通るような走行位置。
写真では二次元ですが、実際にはクルクル動かすことができ、あらゆる方向から位置関係を把握することができます。これを用いて、どの方向からアプローチするのが最も神経にダメージがないかを事前にイメージすることができます。
当日も問題なく抜歯し、術後の麻痺も出現することはありませんでした。
事前準備をしっかり行うことができれば、安全な医療を行うことができます。
CTは保険で3割負担の方で約4000円弱で撮影できます。
3次元的な有益な情報を得られますので治療効果にも期待できます。気になる方はご相談ください。
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