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上顎骨欠損
2023/11/29
こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
インプラントのプランニング及び設計。
数本埋入を予定していますが、臼歯部にいけばいくほど骨が少なくなり骨造成が必要な状態となっています。上顎には上顎洞という空洞が臼歯部の上方に存在します。
そのため通常では埋入できない状況です。
そのために必要な処置としてサイナスリフト。
垂れてきてしまった上顎洞の位置を上方に挙上してそのスペースに骨補填剤を入れて骨を作る方法です。
骨ができた状態でインプラントを埋入します。
インプラント手術と骨造成を並行して行う場合もありますが、自身の既存している骨が3-4mm存在することが前提です。今回の場合3mm以下の既存骨の部分も多数あるため並行しての処置はできない。
そのため先にサイナスリフトなどの骨造成を行ったのちインプラント手術を行います。
サイナスリフトを行うと治癒及び骨ができてくる期間を待機しなければなりません。
その期間としてはおよそ6ヶ月。
6ヶ月後にインプラントを埋入する予定となります。
インプラントが長期的に口腔内で安定した状態となるためには段階や幾つかのステージを踏まなければなりません。インプラント治療は取り外ししなくて良い、口腔内で違和感が少なく安定した結果を生み出しますがそのためにはステップできないステージがいくつかあります。
今回のように骨が少ない場合は、よりステージが増えていきます。
それも受け入れてインプラント治療は始まります。
インプラント治療でお悩みの方はご相談ください。
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