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保存不可能な状態

2023/10/02

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。

 
外して治療しなければいけないけど、過去に良い歯を入れているから外したくないなと思うことありますよね。歯科治療において被せ物など保険外で入れた場合はなおさらそう思うこともあります。
 

 
十数年前に他院で連結で入れた歯が腫脹を繰り返すためになんとかしたい。
 
4本連続で被せ物で連結している歯で、被せ物は保険外のもので装着されています。
 
レントゲンにて保存が難しい状態が第一小臼歯、第二小臼歯で認める状態。
 
本来の治療であれば一度被せ物を外して抜歯、その後治癒が進んでからインプラントやブリッジなどの処置を行います。できれば外したくないと患者様の訴え。
 
そこで横から開けて抜くことにしました。
 
歯肉を切開しフラップし、保存不可能な歯根を確認。歯冠と歯根を切断し抜歯しました。第一小臼歯は骨のサポートがかろうじてあったため保存としました。
 
被せ物が不幸中の幸いか、連結で作成していたので歯冠と歯根を切断するとブリッジになります。
 
もちろん、粘膜が治癒した時に切断面と粘膜面に大きく隙間があく可能性もあるため、修正するか新製する必要は今後出てくると思います。
 
一旦はミニマムな侵襲での治療ができました。
 
この状態でいつまで持つか、意外とずっと持つ可能性もあります。
 
一人一人の状態、状況に合わせた治療を行なっています。
 
気になる方はまずご相談ください。
 
 
 

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