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機能できる期間を考える

2023/09/05

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
治療計画を立案する上で大切にしていること。
 
再治療をできるだけ減らし、長期的な期間口腔内で機能すること。
 
これに尽きます。
 
基本的にこのコンセプトで治療計画を立案し、後はカウンセリングを通して患者様の主訴やどこまで治療するのかの擦り合わせを行います。
 

 
ブリッジの下が痛み、腫脹すると訴えた患者様。
 
小臼歯が水平破折し上部を除去すると残根となりました。
 
今後の治療方法としては
 
①残根抜歯して、2本欠損部にインプラントを埋入する
 
②残根抜歯して、ブリッジにする
 
③残根抜歯して、義歯にする
 
④残根を保存して手前の歯からブリッジで連結する
 
⑤残根を保存して、残根上の義歯にする
 
このように6パターン考えられます。
 
このうち最も再治療が低く、長期的に機能するのはやはり①となります。
 
もちろん適切なポジションにインプラントを埋入する清掃をよくするというのは共通項目ですが。
 
ブリッジは歯を削るため虫歯リスク、清掃性の観点から歯周病リスク、咬合負担の関係から歯周病リスクなどがあります。義歯も同様です。
 
残根をなんとか残しても長くは持たない可能性が高い。
 
あくまで可能性です。
 
治療は可能性が低いことはしないのが原則です。
 
後は、患者様と相談しながら期間や費用などの擦り合わせをして決めていきます。
 
治療計画でお悩みの方は一度ご相談にいらしてください。
 
 
 

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