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ラミネートベニアの適応ケース

2023/08/31

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
歯をできるだけ削るのを最小限に審美的に綺麗にしたい。
 
ホワイトニングが一番ですが、ホワイトニングでは改善できない、細かい隙間の改善や高度の変色している歯のケース。このような場合はラミネートベニアが適応される場合があります。
 
ラミネートベニアとは歯の表面を一層削り、セラミックを表面に貼り付ける、いわばネイルのような治療となります。ネイルと異なるのは歯は口腔内で機能的に働くためできるだけ厚くならないようにする必要があり、その分歯を削る必要があります。
 
一般的なラミネートベニアの適応ケースは
 
1. **歯の変色**: 歯の表面が変色している場合、ラミネートベニアはその外観を改善するのに役立ちます。テトラサイクリン歯や昔治療されているレジンの広範囲な変色やアマルガムによる歯質の変色。このような場合は、ラミネートベニアが適していると言えます。
 
2. **歯の形状の修正**: 歯の形状が不均一である場合、ラミネートベニアは歯を均一な形状に整えるのに使用されます。歯のサイズや形状を調整することで、美しい笑顔を作り出すことができます。
 
3. **歯の不均一な間隔**: 歯と歯の間に隙間がある場合、ラミネートベニアはこれらの隙間を埋めるのに利用されることがあります。歯と歯の間隔を均一にすることで、歯列全体の美しいバランスを取ることができます。
 
4. **軽度な歯の不正咬合**: 軽度な歯の不正咬合(歯並びの不均一さ)の場合、ラミネートベニアは外観を改善するために使用されることがあります。ただし、重度な不正咬合の場合は別の治療法が必要となることがあります。
 
このように複数の適応ケースがありますが、過大な咬合力や、歯軋りなどの習癖には脆い傾向にあります。特に歯軋りなどで表面だけのラミネートベニアはチップしたり破折したり脱離することもあります。上記は必ずしも全ての方で適応されるのではなく、口腔内の状態により適応されるか判断する必要があります。
 
気になる方は一度ご相談ください。
 

 
 
 

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