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入れ歯作成のステップ

2023/08/05

こんにちは、静岡市駿河区にある歯科医院、小嶋デンタルクリニックです。
 
欠損した場合の補綴処置として入れ歯があります。
 
義歯の作成はいくつかステップがあります。単独のクラウンなどは型取りをすれば次回完成という形になりますが、義歯の場合は工程を踏む必要があります。少数歯の場合は2回で終わることもあるので、今回は4歯以上欠損している場合の義歯作成の工程です。
 
1・型取り まずは義歯の外形を決めるためにも型取りして模型を起こす必要があります。この模型で色々と作業していきます。
 
2・噛み合わせの記録 どこで噛むのかを確認します。噛み合わせが安定していれば良いのですが、多数の欠損の場合は模型上だけではどこで噛んでいるのかが不明です。模型上では顎関節の運動を考慮できないため(考慮できるものもあります)口腔内の情報を的確に把握するためにも噛み合わせの記録や顎運動の記録をとる必要があります。
 
3・試適と精密な型取り 噛み合わせの位置のチェックを行います。確実に再現できているかを確認します。またこの時に精密な型取りを行うことがあります。これにより、より機能的な状態での粘膜の型取りができるため適合性はアップします。
 
4・完成 完成時にもただお渡しするだけでなく噛み合わせの細かいチェックから内面のチェックなどを行うようにしています。
 
5・義歯調整 完成後も2回ほど来院していただきます。状態を見て必要なところは調整します。
 
このように義歯作成にはステップがあり、自身のものとして使えるようになるには最初の型取りから含めれば6・7回かかります。期間にしては2ヶ月ぐらいは必要です。
 
もっと短縮したいという方も可能なシステムがありますが、長く確実に使うためにはある程度回数を踏みながら行った方が間違いがありません。
 
義歯も一生懸命行っています。当院では基本的にBPSシステムにて作成を行っています。
 
気になる方はご相談ください。
 

 
 
 

コジデン院長ブログ(様々なことをゆる〜く書いています)
https://ameblo.jp/kojima-dental

インプラント専用サイト
https://ryu-implant.net

監修歯科医師

医療法人社団GRIT 理事長
小嶋デンタルクリニック 院長

小嶋 隆三Ryuzo KOJIMA

〔院長略歴〕


静岡市出身
鶴見大学歯学部卒 総合歯科
医療法人 麗歯会 加藤歯科医院 勤務
医療法人 UG会 多田歯科医院 勤務
医療法人 清明会 静岡リハビリテーション病院 非常勤 勤務
2013年 小嶋デンタルクリニック開設
2023年 医療法人社団GRIT 設立
2023年 コロンビア大学歯学部歯周病学分野所長兼准教授(1987-2015)、台北医科大学教授、学部長(2017-2023)ピーター・ワン先生の講座へ入局
2024年には、グローバルインプラントブランド「DIOインプラント」において、日本一の年間実績(症例数)を達成。
難症例や骨造成を伴うケースにも精通し、確かな診断力と精緻な技術で遠方からの患者も多く、信頼を集めている。

〔所属学会・所属団体〕


歯科医師臨床研修指導医
公益社団法人日本歯科先端技術研究所 インプラント認証医
BPS(精密義歯)クリニカル国際認定医
公益社団法人日本口腔インプラント学会
ISOI(国際口腔インプラント学会)
日本顎咬合学会
日本スポーツ歯科学会
日本抗加齢医学会
日本歯科医師会
静岡市歯科医師会 2020-2022 理事
静岡市介護認定審査委員